私は今までに8回転職しています。
ひとえに私の性格の問題かとも思いますが、その中には倒産も3回含まれています。
そして同じ会社に3回入社しています。
学校を卒業して同じ会社でずっと頑張っていらっしゃる方が多くいます。
それはとても才能と努力が必要なことだと思います。
私にはその才能も努力も欠如していたのだと思います。
今から思えば不思議なことなのですが、私は同じ会社に3回入社して3回退社しているのです。
別に親族の経営している会社とかそういうものではありません。
退職して少し経過するとその会社の経営者の方から連絡があり、「そろそろ戻らない?」と言われます。
「じゃぁ戻ります」と言ってまた入社するのです。
のこのこと平気な顔で戻る私も私ですが、呼び戻す会社も会社です。
確かに低い程度のレベルではありますが、その会社では重要な仕事を任されていました。
しかし、どうしても意見が合わないことがでてくるのです。
一回入社して1年半から2年は働けるのですが、もうそれくらいから我慢が出来なくなってくるのです。
もちろん会社側も我慢していたとは思います。同僚もそうなのかもしれません。
後先のことは考えずどうにかなると思って退社してしまっていました。
昔から根無し草のようなものです。
年齢が若いということもありました。
もうこの年齢ではどうにもならないように感じてしまいます。
私は学生時代に公務員を目指して勉強している友人に言ったことがあります。
「何が面白いの?公務員なんか」
私は馬鹿です。本当に。
公務員になるのも偉いですが、やりたいことを目指している友人にそんなことを言う権利なんか絶対にありません。
周りの学生が遊ぶことしか考えていないような状況で自分の目標に向かって努力することは素晴らしいことです。
会えることができるなら謝罪したいです。
家にずっといると楽しいことを思い出すよりも自己反省しなくてはいけないことが走馬灯のように浮かんできます。
高校生あたりのことから今までに至る多くのことを反省しています。
もう少し分別のある考え方ができていたら人生も大きく変わっていたかもしれません。
今から思えば高校時代の友人の中にはとても大人な考え方をする人が数人いました。
いったいどうしたらあのような若者になれるのでしょうか。
私は子供のままの精神状態でこの年齢になってしまいました。
高校時代の彼女に言ってしまった言葉を思い出して未だに悔やんでいます。
とても素敵な女性だったのに。
元気に幸せに暮らしてくれていると信じています。
後悔先にたたずとはよく言ったものです。
私は社会人になったばかりのころ、先輩から「おまえはラオウみたいだな」言われたことがあります。
傲慢な態度と性格からだと思います。
でも死ぬときはラオウの言葉とは間逆のこと思いながら死んでいくんだろうと思っています。